徳地に未来がやってくる!自然薯(ジネンジョ)栽培

島地で自然薯(ジネンジョ)を栽培・販売されている(株)ミライエfarmの経営者土井 志則さんに話を伺いました。土井さんは6年前にUターン、実家の家業と兼業しながら自然薯の栽培に着手、試行錯誤しながら独自の有機自然薯の栽培法を確立されました。

今、4haの地で15t/年を販売。国内だけでなく、特に中国への輸出に注力。中国では漢方薬「山薬」として広く使われていて、土井さんの有機栽培での商品は高く評価されています。

自然薯は元々山に生育しているので、山に囲まれ、昼夜の温度差が大きい徳地は最適な生育環境。味と粘りは群を抜いていて、関東圏でも一級品として扱われています。

県内では湯本温泉大谷山荘の音信(おとずれ)で朝食に出されているとのこと。将来は150t/年が目標。そのためには、「人」と「農地」の確保が課題。

「農地は今後休耕田が増えそうなので何とか目途が立ちそうだが、人の確保が難しい」と言われていました。

ミライエでは自然薯栽培に興味を持たれ、真剣に取り組んでみたいと思われる方を常時募集されています。会社の名前もミライエ(未来へ)と未来を向いています。

”徳地に未来がやってくる” この息吹きを感じ、心が躍りました。

事務所前で 代表取締役 土井志則さん
               (集落支援員:市原)