芝桜で有名な周南市鹿野大通理「夢求の里交流館」の井上館長と話す機会がありました。今年の芝桜祭り(4/1~5/6)に来られた方は5万人だったと。
「ここを見学するには1時間あればできる。折角 家族で遠くから見に来て、ここだけ見て帰られるのは勿体ない。徳地は隣町で重源の郷がある。ここを見た後は重源の郷へというルートができればお客様も一日楽しんでもらうことができる」と言われました。
何十年振りに重源の郷に行ってみました。平日のためお客様は少なく閑散としていました。入場料を払って無料バスに乗り途中で下車し、小川のせせらぎの音を聞きながら散策しました。
田舎の静寂が味わえてこれで充分ではないかという見方もあります。これだけの施設が整っており、お客様が少ないのはなぜだろうか?井上館長のお話にもあったように、重源の郷は徳地の代表的な顔の一つです。
井上館長はさらにこうも言われました。「今は、一人勝ちの時代ではない。周辺と連携し、助け合ってお客さんも含めて皆んなで楽しんでもらう時代だ」と。
周辺のまちの方やお客さまに目を向けた「まちづくり」を考えていけると良いと思いました。